仮想通貨の銘柄選び・購入・取引・保管・売却の流れ

当サイトでは、仮想通貨の銘柄選びから購入、取引、保管、売却まで、各側面について説明しています。このページでは、そうした多岐に渡る仮想通貨の流れをまとめて、入り口から出口までをおさらいしたいと思います。

仮想通貨を購入する

仮想通貨を購入するための第一歩は、日本円から仮想通貨に替えるという行為になります。

 

国内取引所を使う

日本国内の取引所は、円の入金を受け付けているので、あなたの銀行から取引所へ円を入金し、取引所で円をBTCETHに替えることで、あなたは仮想通貨を保有することができます。(一部の取引所はUSドルによる入金も受け付けています)これが最も一般的なやり方でしょう。尚、取引所は民間企業が運営しており、仮想通貨市場においては、株式で言う「東京証券取引所」のようなものはなく、各企業が独自に取引所を運営しています。

 

アルトコインでは手数料が高いため、まずはビットコインを買いましょう。取引所で、円から最も買いやすい銘柄はビットコイン(BTC)です。事実、ほとんどの国内取引所では、いわゆる”取引”という形で買える銘柄としては、ビットコインしか提供されていません(2017年9月現在)。しかし、BitflyerやCoincheckでは、「イーサリアム販売所」なるものを見かけます。これは、”取引”ではなく、BitflyerやCoincheckが他から仕入れたものを代理で販売するというサービスなので、2%〜3%以上の手数料がかかります。(”取引所”であれば、手数料は凡そ0.1%〜0.2%)

 

従って、「販売所」では簡単にイーサリアムや他のアルトコインが買えますが、手数料が高いため、可能であれば「取引所」でBTCを買うことを心がけましょう。(Coincheckのスマホアプリも「販売所」なので注意)販売所と取引所の違いは、以下を参照してください。

仮想通貨の「販売所」と「取引所」とは?メリット・デメリットを解説 | CCRI:暗号通貨総合研究所
国内の大手取引所であるCoincheckとBitflyerは、「販売所」と「取引所」を両方運営しています。両者…

 

ビットコインを保有したいという方は、これにて購入は完了です。あとは、ウォレットへ送金して保管します。では、アルトコインを買いたい場合は、この後どのようにすれば良いのでしょうか。

 

海外取引所を使う BTC→アルトコイン

国内取引所で買ったビットコインをアルトコインに替えるには、海外の取引所を使います。国内取引所でアルトコインを買うと手数料が高いですが、海外の取引所であれば低い手数料で売買が可能です。まずは国内の取引所で買ったビットコインを海外の取引所へ送金し、海外取引所でビットコインからアルトコインを買うという流れです。

 

海外取引所は英語になるので、多少操作に戸惑うかもしれませんが、Google翻訳を使いながらチャレンジしてみてください。以下の記事も参考になります。

海外の取引所「Poloniex(ポロニエックス)」をセットアップする | CCRI:暗号通貨総合研究所
Coincheckの口座を開設したことで、日本円でビットコインを買うことができるようになりました。しかし暗号通…

 

これにてアルトコインの購入は完了です。ウォレットへ送金し、売る時が訪れるまで保管しておきましょう。

 

相対取引で買う

番外編としてOTC(Over The Counter:相対取引)で仮想通貨を買うという方法もあります。OTCとは、取引所を介さずに、買いたい人と売りたい人が直接売買し合う取引です。イメージとしては、あなたのお知り合いかお知り合いのお知り合いでビットコインを売りたいという人がいて、あなたが買いたいとすると、実際に対面してあなたが彼/彼女に現金を渡し、彼/彼女はその場であなたのウォレットにビットコインを送金するというものです。

 

この方法であれば、ビットコインに限らず、アルトコインを売りたいという人がいる場合は、あなたは日本円から直接アルトコインを買うこともできます。ただし、OTCはどちらかというと大きな額を売買する時に用いる方法です(大きな額は取引所では約定しにくいため)。そのため、逆に小さな額であれば、取引所で売買した方が良いレートで取引ができます。また、そもそもOTCをやりたいという人と繋がらなければ実現することができないため、OTCは限られた機会でしか行うことのできない取引方法です。

 

 

仮想通貨を保管する

仮想通貨を買うことができたら、次は然るべき場所に保管します。「え、買ってそのまま取引所に置いといたらいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、いいえ、国内・海外問わず、取引所で仮想通貨を買った場合は、それを自分のウォレットへ移動させなければなりません。なぜなら取引所は、ハッキングや倒産の恐れがあるため、万が一それが起こったとき、取引所に保管しているあなたの仮想通貨は失われてしまうからです。

 

ウォレットであれば、ハッキングのリスクはかなり低くなります。ただし、ウォレットは自分で管理しなければならないので、紛失のリスクがつきまといます。とは言え紛失した際に仮想通貨を復元できるよう、復元フレーズというものが備わっているので、きちんと復元フレーズをメモしておけば、万が一ウォレットを失くしても、仮想通貨まで失くしてしまうことはありません。

 

ウォレットには様々な種類があり、パソコンにインストールするものから、スマートフォンでアプリとして使うもの、またUSB型端末という形をとったハードウェアウォレットというものもあります。自分の用途に合うものを選び、自らインストールして使用します。ウォレットについての詳細は、以下の記事をご覧ください。

 

用語集:ウォレット

ビットコインウォレット「Copay(コペイ)」の作り方 | CCRI:暗号通貨総合研究所
ここまでで、あなたは取引所で仮想通貨を買うことができました。現在あなたは仮想通貨を保有している状態であり、その…
MyEtherWallet(マイイーサウォレット)とは?その仕組みと作り方 | CCRI:暗号通貨総合研究所
EthereumやEthereum系のトークン(Ethereumプラットフォーム上で動作する仮想通貨)を保管す…

 

ウォレットを作ったら、取引所からウォレットへ仮想通貨を送金します。あとは、仮想通貨を売る時が訪れるまで、ウォレットで大事に保管しておきます。

 

 

仮想通貨を売る

いよいよ仮想通貨を売る時が訪れたら、ウォレットから取引所へ仮想通貨を送金しましょう。

 

アルトコインの場合 ウォレット→海外取引所→国内取引所

仮想通貨を買う時と同じく、アルトコインを売りたい場合も、日本国内の取引所では「販売所」にて業者に買い取ってもらう形になり手数料が高いため、海外の取引所で売ります。尚、海外の取引所ではアルトコインを売って直接円を得ることはできませんので、代わりにアルトコインを売ってビットコインを得ます。その得られたビットコインを日本国内の取引所に送金し、売却して円を得ることで、仮想通貨を円に戻すことが完了します。

 

ビットコインの場合 ウォレット→国内取引所

ウォレットに保管していた仮想通貨がビットコインである場合は、海外取引所を介す必要はなく、ウォレットから国内取引所へ送金し、国内取引所で売却、円を得ます。

※販売所ではなく、取引所で売却してください

仮想通貨の「販売所」と「取引所」とは?メリット・デメリットを解説 | CCRI:暗号通貨総合研究所
国内の大手取引所であるCoincheckとBitflyerは、「販売所」と「取引所」を両方運営しています。両者…

 

OTCで売却する

或いは、仮想通貨を買う時と同じく、OTCで売却する方法もあります。OTCであれば、ビットコインに限らず、あなたが売りたいと思っているアルトコインも、それを買いたいという人がいる限り、直接売却ができ、アルトコインから円に替えることができます。ただし、仮想通貨を買うときと同じく、売却の際もOTCを行える機会は少ないでしょう。

 

 

取引所から銀行へ出金する

国内取引所でビットコインの売却が完了したら、あとは得られた円を銀行へ出金するだけです。

 

以前は使えたデビットカード

2017年の前半までは、ビットコインと紐づけられたデビットカードが豊富に存在し、銀行出金をしなくても、クレジットカードと同じような感覚でビットコインを使うことができたのですが、現在は各国の法規制の変化等を受け、デビットカードの使用が難しくなってきています。いずれにせよ、デビットカードでビットコインを使う場合は手数料がかかり、両替レートもあまり良くないため、現在は銀行出金を行うのが最も良い方法でしょう。

※仮想通貨で得られた利益は課税対象となります

 

以上が、仮想通貨の入り口から出口までのおさらいでした。