Coincheckの口座が開設できたら、早速ビットコインを買ってみましょう。Coincheckでビットコインを購入するには、以下の2つの方法があります。
この2つは同じCoincheck内のサービスですが、売買の仕方が大きく異なり、手数料等も違ってきます。両者の違いは次の通りです。
■販売所
メリット
デメリット
■取引所
メリット
デメリット
販売所を使えば簡単に売買ができますが、取引所の方が手数料がかなり安いので、できれば取引所を使いましょう。とは言え、初心者の方には販売所も便利ですから、このページでは両方触れておきます。では早速、実践してみましょう。
Coincheckでビットコインを購入するために、まず日本円を入金する必要があります。
「ウォレット」というページにいる場合は、「日本円/USドルを入金する」をクリックします。
すると、次の画面へ移動します。
日本円の入金方法は以下4種類があります。
本人名義の銀行口座から振り込む方法です。
メリット
デメリット
海外に居る際の入金方法です。
コンビニから入金できる方法です。
メリット
デメリット
ペイジー決済を利用した入金方法で、急いで入金したい場合に最適な方法です。
メリット
デメリット
ペイジー決済(クイック入金)での日本円入金
ペイジー決済(クイック入金)後の資産移動の制限に関して
入金方法は上記のように4通りありますが、このページでは最も一般的な銀行振込を行います。Coincheckの銀行振込は、以下2つを選ぶことができます。
自分の口座が上記2行である必要はないですが、同じ銀行同士なら手数料も無料となりお得です。中でも住信SBIネット銀行同士なら、手数料も無料なうえ、営業時間外でも入金が反映されるため大変便利です。ページを下へスクロールすると、以下の表示がでます。
上記はりそな銀行及び住信SBIネット銀行の振込先情報ですが、それぞれ若干手順が異なるので注意が必要です。
Coincheckのりそな銀行口座に振り込む際は、単純に自分の口座から同口座へ振り込めば完了です。
振込先口座番号はユーザーによって異なるので、Coincheckの銀行振込ページでご確認ください。
住信SBIネット銀行に振り込む場合は、一点だけ注意が必要です。以下のように表示されているユーザーIDを、振込名義人の前に入力します。
つまり、例えばIDが 326123 だとすると、「326123 山田太郎」という振込人名義で振込を行います。IDを入力し忘れた場合は、こちらのページからCoincheckにお問い合わせください。
これで日本円入金は完了です。通常は、早ければ数十分、遅くても1時間以内には入金が反映されます。入金が反映されると、先ほどまで0円だったこの画面が、このように変わります。
また、画面上部の緑色の部分でも確認できます。0JPYだったのが、3,000JPYになっています。
※表示されている端数は、今回使ったアカウントに元々残っていたものです
尚、住信SBIネット銀行同士でない場合は、銀行の営業時間外だと、次の営業時間に振込が行われます。振込が反映されない場合は・・・銀行振込みが反映されないのはなぜですか?
それでは早速、ビットコインを買ってみましょう。まずは、最も簡単に買える「販売所」を使ってみます。
※販売所は手数料が高いので、可能なら次で説明する取引所を使いましょう
まずはCoincheckの「ウォレット」ページへ移動し、左側の「コインを買う」をクリックします。
次のような画面が表示されるので、買いたい銘柄を選択します。このページでは、ビットコインを買います。(Coincheckではビットコイン以外にも12種類のアルトコインが買えます※2017年9月現在)
買いたいビットコインの数量を入力し、購入ボタンを押します。尚、自分が持っている日本円で買える範囲の量でないと、購入は行えません。また、レートは現在のビットコインの時価に販売所の手数料が上乗せされた形となっています。そのため、見かけ上手数料は表示されないですが、レートの中に手数料が含まれています。
販売所で買うと、取引所のレートより必ず高くなりますが、どのくらい違うのかをみてみましょう。以下は、同時刻の販売所と取引所の価格です。
販売所で買う方が、凡そ1%程高い値段で買ってしまうことになります。この1%がレートに隠されたCoincheckの販売手数料となります。尚、1%というのは良い方で、相場が乱高下しているときや、ビットコイン以外の銘柄では、2%〜3%以上開くこともあります。
それではいよいよ、取引所でビットコインを買ってみましょう。販売所に比べ少し操作が複雑ですが、一つ一つ紐解けば難しいことはありません。尚、2017年9月現在、Coincheckの取引所手数料は無料となっています。
Coincheckの取引手数料:https://coincheck.com/ja/exchange/fee(公式サイト)
「取引所」ページへ移動します。以下のような画面が表れます。
下へスクロールすると、以下のような画面が表れます。
画面左側が、ビットコインを売買する際に注文を入力する箇所です。
真ん中に見える値段が並んでいるセクションは板と呼ばれます。ここに並んでいる値段と注文量は、他のユーザーが現在だしている注文です。あなたがこれから出す買い注文も、この板に並べられ、同じ値段での売り注文が入ったときに自動的に約定(注文が成立すること)します。もちろん、はじめから既に並んでいる売り注文と同じ値段で買い注文をだせば、あなたの注文は即座に約定します。つまり、現在ここに並んでいる注文は、値段が高すぎるか安すぎるために、約定せずに残っている注文です。
ここでとるべき戦略は2つあります。
つまり、板の赤色で並んでいる売り注文と同じ値段で買い注文を出し、即座に約定させる方法です。これは、今すぐに約定させたいときに用いる方法です。やり方は、売り注文の中のどれでもいいので、同じ価格を注文欄に入力し、「注文する」ボタンを押します。とは言え一番安い売り注文と同じ値段で注文を出しても、タッチの差で約定しないことがありますから、だいたい真ん中あたりの値段を選ぶと良いでしょう。(高い値段で買い注文を出したとしても、システムが自動的にその時の最も安い値段で約定してくれます)
ただし、右側に表示されている数量には注意しなければなりません。自分が買いたいビットコインの数量以上の売り注文がでていなければ、残りは約定できないまま買い注文として板に残ります。
例)一番安い売り注文(467471円)と同じ値段で、数量0.1BTCの買い注文を出した場合、0.05BTCは既に売り注文で出されているのですぐに約定されますが、残りの0.05BTC分は約定されず、買い注文として板に残ります。(この場合、買い板の一番上、467405円の上に残ります)
買い板の一番上に残るので、おそらくは数分もすれば約定されますが、場合によってはビットコインがこのまま値上がりし、約定されないこともあり得ます。しかし、467471円の一つ上の値段(467472円)で買い注文を出せば、数量は両者を足すと0.1を超えるので、0.1BTCの買い注文をすぐに約定させることができます。(この場合、0.5BTC分は467471円で、残りの0.5BTC分は467472円で約定されます。このように、高い値段で買い注文を出したとしても、システムが自動的に最も安い値段から優先的に約定してくれます)このような注文の仕方を、その時の相場の成り行きで約定させるという意味から、成行注文と呼びます。今すぐ約定させたい時に用いる方法です。
対して、成り行きで約定させるのではなく、自分の希望する値段でしか約定させない注文方法を、指値注文といいます。指値注文は、今すぐ買いたいということではなく、「この値段で買いたい」という場合に用います。裏を返せば、「おそらくここまではくるだろう」という予想の下に行う注文方法です。
ですから、指値注文はチャートを見ながら値動きを予想して行う必要があります。指値注文は成行注文に比べ有利な価格で約定することができますが、そこまで値段が下がらず、逆に値上がりしてしまい買い時を逃してしまうこともあり得ますから、初心者の方は成行注文をお勧めします。
ここからは実際に成行注文をやってみます。取引所のページを表示し、赤く並んでいる売り注文の真ん中あたりの価格を、注文欄に入力し、「注文する」をクリックします。
※注文数量が大きい場合は、真ん中あたりでは約定しきれないこともあります。ご自身の注文数量と、板に並んでいる数量を比べて、一度に約定できる価格を選んでください。
すると、「注文しました」という青色のメッセージが画面上部に数秒表示されます。きちんと注文が成立したかどうかは、画面を下へスクロールして、「約定履歴」を確認します。ここに表示されていれば、注文が成立し、無事ビットコインを買うことができたということです。
尚、もし注文が約定されなかったら、左側の「未約定の注文」に表示されます。今回は、注文が約定されたので、下記のように何も表示されません。
これで、取引所でビットコインを買う作業は完了です。今回の取引では、3,000円の日本円が 0.00681903 BTC へと変わりました。「ウォレット」画面へ移ると、日本円がビットコインに変わっていることが確認できます。
あとは、ビットコインの価値が上がるまで保管しておくだけですが、長期保管する場合はウォレットを使いましょう。
アルトコイン買う場合は、ビットコインを海外の取引所へ送金し、そちらで購入します。